篠塚建次郎 オフィシャルウェブサイト / Kenjiro Shinozuka Official Web Site
HOMETOPICSMESSAGEPROFILEHISTORYPHOTOSFAN'S BBSIn Paris
In Paris
凱旋門
知っ得Paris
vol.1 パリの代表的な
3つの墓地
vol.2 セーヌ河の
遊覧船

vol.3

エッフェル塔
vol.4 シャイヨー宮
vol.5 チョコレート
ケーキ
vol.6 ソルボンヌ
vol.7 フォンテーヌブローとバルビゾン

パリ便り
2006年4月22日(土) 晴れ 24℃  <Paris便り>

我が家の一人息子は高校3年生です。生まれて 18年、身長177cm本当に大きくなりました。お洒落に気を配り今やすっかりパリジャンぽくなっています。なーんて親ばか発言。
実は只今受験生で、 5月2日からのI・B(インターナショナル・バカロレア)の試験を前に少々ナーバスに・・・なっているのは親の方で、当人はいたって呑気です。
フランスは大学個別の入学試験はなく、進学するには高校卒業時(5月)に baccalaureat(バカロレア・略してbac)なる大学入学資格試験をうけます。この資格があれば基本的にはフランスどこの大学にでも登録することができるのですが、外国人学生の場合はフランス語の能力テストがあります。I・Bもbacと同等で、さらにEU圏の大学とアメリカの州によっては進学可能です。しかし、当然学力は重視され希望校に願書と成績表、必要書類を提出し、学校側からbacの点数のオファーがあり、その点数をクリアしなければ入学できません。すでに、11年生からその準備は行われ、約2年がかりのレポート・論文の提出と制作作品の発表と口頭試験を経てたどり着いた最終試験が目前なのです。
なのにハラハラしているのは親のほう。ただ見ているだけしかないというのも結構しんどいものです。もっとも、このしんどさは今に始まったことではなく、日本語しかわからない息子を有無もいわせず Parisに連れて来て、英語とフランス語のみ飛び交う学校に通わせた6年前からで、行きたくない!!と小さな背中いっぱいに訴えている我が子を、毎朝学校に送り出していた時からのこと。学校でどんな思いをしているのか想像するだけでもせつなくて、助けてやれない事が情けないやら悔しいやら。でも、こんな親だったからか、彼は強くなりました。彼なりに頑張って逞しくなりました。この6年、学校に通い続けただけでも勲章ものだと思っています。授業はすべて英語、無論テストも英文、日本語は日本語の授業(I・B は受験科目に母国語を選択することができ、その1科目のみ日本語で対応する事が出来る)と日本人のクラスメートにしか通じなかった中を乗り切って来ただけで充分です。

おそらく、どこの誰より I・Bに合格したいと念願しているのは彼自身でしょう。本当にしんどくて、ハラハラしているのも彼のはずです。ここまでやってきた6年間のプライドが懸かっています。
I・Bが終われば、待つのは卒業式。泣くと嫌がられそうだけれど、泣きそうです。きっと泣くでしょう。なんてったって世界一の親ばかですから。  

知っ得Paris vol.6
ソルボンヌ

ソルボンヌとは、パリ大学の旧文学部と旧人文科学部の総称で、現在は13に分かれたパリ大学の、第3・第4大学がここにある。1253年の創立以来、歴代の王や権力者の擁護を受けてきたフランスの教育の中心。もとはフランス中世の神学生の寮だったが、1808年パリ大学に吸収された。パリ大学に属する文学部・理学部・古文書学校などの通称もソルボンヌである。
* baccalaureat (大学入学資格)の試験は年1回のみで1人2度まで受験できる。内容は全国共通でこれを取得しないと高校を卒業しても大学には進学できない。なかなか難しい試験のため合格者は bachelicr( バシュリス ) と呼ばれ、取得後これを生かして実社会にすぐ出る者もいる。大学への登録はミニテルでも可能。パリ大学など希望の多い大学は、成績でふるい分けられる。

La Sorbonne
 メトロ10番線・ Cluny la Sorbonne (クリュニー・ラ・ソルボンヌ)駅より徒歩2分