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2006年5月9日(火) 曇り時々雨 14℃
<Paris便り>

エッフェル塔がブルーに染まって綺麗でした。深い青色と言ったほうが良いのでしょうか。 1993 年に成立した EU (欧州連合)の旗の色に 5 月 8 日の深夜から 9 日の深夜まで、エッフェル塔を色付けしてしまうあたりが、フランスのセンス。この日はバスも EU の旗を掲げて街を走っていました。でも、 7 日の真夜中になにげなくエッフェル塔を見た時は驚きました。いつもならばてっぺんの辺りに赤い表示灯が2つ点いているだけの黒い鉄塔が、スックと立って影のように見えるはずが・・・ナント!ブルーだったのですから。
8 日のイベントのためのテスト中だったわけですが、エッフェル塔が青くなったり赤くなったりしていたら誰でもビックリするでしょう。
思い出しました。去年( 2005 年)の6月の終わりにも、真夜中にエッフェル塔を何事かと見つめてしまった事があったのです。塔の3層と 2 層の間を、幾つかの小さな灯かりが上に行ったり下に行ったり、動いたり止まったり。誰かが何かをしているようなのです。
点検かな?それとも掃除?・・・などと考えているうちに眠ってしまったのですが、その答えは7月 14 日にわかりました。この日は「フランス大革命記念日」で、昼はシャンゼリゼ大通りで軍事パレードあり、夜はシャイヨー宮前から花火が打ち上げられるのです。
Paris が 2012 年のオリンピックを誘致を目指し、イギリスに敗れたことは記憶に新しい出来事ですが、勝算ありと考えていた Paris は華やかに勝利の花火を打ち上げる予定だったのか、エッフェル塔に仕掛け花火を仕込んでいたようです。誘致はなりませんでしたが、 14 日の花火は本当にみごとでした。エッフェル塔から次々と噴き上がる花火は圧巻でした。
あの夜、これを仕込んでいたのかと裏方の心意気を感じ、もう拍手喝采です。花火が終わっても歓声と拍手と口笛がいつまでも聞こえていたのをおぼえています。
とにかく、 Paris はお祭りが好きです。そのためならば観光名所も世界遺産も惜しみなく舞台に提供します。フランスはというべきですね。数百台のバイクと車とトラックが出場する、あのパリ・ダカだって、スタートがベルサイユ宮殿の広場やシャイヨー宮の噴水広場やシャン・ド・マルス公園だったりしたんですから。許可するのも凄いし、使用後をきっちり整備し守っているのも凄い。スケールの大きい国です。(騒ぎも起きると大きいですけれど・・・・・。)
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